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WEB制作

2018/06/08 Friday

もう失敗しない!印刷入稿!

印刷物の入稿っていろいろ決まりがあって不安…そう思っているのは私だけじゃないはず!

今回は最低限、これを守れば安心!というポイントをまとめてみました\(^o^)/
※基本は各印刷会社の入稿ガイドラインに沿って入稿してくださいね

 

もくじ

1、先に印刷会社を決めておく
2、ギリギリに入稿しない
3、カラー設定を間違えない(RGBはダメ!)
4、不要なレイヤーは全削除。リンク画像・フォント・ガイドラインに注意!
5、紙質に合わせて調整をする(もしくは、入稿したいものに適した紙を選ぶ!)
6、完成後、印刷をかけてチェックする(ディスプレイのみで確認しない!)
7、入稿後も気を抜かない
1、先に印刷会社を決めておく


 

印刷会社を決め、いつまでに入稿するか目標を立てましょう。
基本的に、急げば急ぐほどお金がかかります。

決めた印刷会社のテンプレートで印刷物を作りましょう。
そうでない場合、いろいろ仕上げに手間がかかってしまいます

手間 例)A4チラシを作ったが、印刷会社のテンプレートはA4サイズよりも大きかった。
上下左右に+3mm塗り足し(印刷ズレなどが生じたときでもきれいに印刷できるように設定されている余白)がついていて
その塗り足し分を写真補正するためにさらに時間がかかってしまった
2、ギリギリに入稿しない


 

データできた!よっしゃー入稿しよう!
↑↑ちょっとまって…!↑↑

親切な印刷会社さんは、データ不備・文字のはみだし・写真の切れや
明らかに不自然な場所に残ったオブジェクト等、印刷前に連絡してくれます。

でも、印刷会社さんは基本的に印刷するだけです!

こちらのデータ不備で文字が切れていようが、それが数万部量産されようが、
作業を止めることはないので、届いたものがイメージと違うこともしばしば…(;_;)
しかも、一度でも再提出があると、印刷工程に遅れが出てしまい
納品に間に合わないこともあります。

余裕を持って入稿しましょう。

 

3、カラー設定を間違えない


 

フルカラーの印刷物の場合カラーモードは絶対にCMYKカラーにすること!
RGBモードはNGです!

RGBモードで作成しちゃって、途中であっ…と思って
最後にCMYKカラーに変換する。
これもオススメしません(;_;)

RGBではビビットカラー等が表現できますが、変換すると一気に暗い印象になります。
ひとつひとつそれを手直しする手間は極力省きましょう。

 

がっかりの例:
RGBモードのまま納品。印刷所から特にエラーの連絡はなし。
スカイブルーの背景が 灰色がかった暗いブルーになって仕上がる。
4、不要なレイヤーは全削除。リンク画像・フォント・ガイドラインに注意!


 

リンク画像は必ずすべて埋め込む

文字はすべて画像にしてしまう
PSD>ラスタライズ
AI >アウトライン化 して、「画像」に変換してください。

※AIの場合、全てのレイヤーを選択し、「書式」の中の「フォント検索」を行ってで0件と表示されていればOK
数件表示されていれば、その文章がアウトライン化されていないということです。

不要なレイヤーはすべて削除

ガイドライン
印刷会社のテンプレートには「この線からはみ出したらいけませんよ」といったガイドラインがついています。
ラインギリギリに文字や画像を配置するのは避けましょう。
※万が一印刷ずれが起きたときに表示が切れてしまいます。

 

以上の4つは必ず守りましょう。

極論、一枚画像であれば前半2つのエラーは出ません。
データ作成が慣れていない方は、
バックアップを取ったあと、入稿用のデータは全部統合して1枚画像にしてしまいましょう!

 

5、紙質に合わせて調整をする(もしくは、入稿したいものに適した紙を選ぶ!)


 

大雑把に言えば

 

ツヤツヤの紙:
細かい文字も詳細に表現できる
濃く鮮やかな発色

 

マット系・質感系の紙:
小さい文字が潰れることがある
落ち着いた発色

 

が基本です。
質感系でも高発色の紙は沢山あるので、
発色や厚み・質感について詳しく知りたい方は印刷依頼予定の会社から、サンプルを貰いましょう!

モニターでデザインした色と、仕上がりの色は大体違います。
商品の色など、お客様に誤解を与えられない重要な色は特に入念に調整しましょう!

 

調整方法:同じ印刷会社で刷った 前回の印刷物を参考にするなど
例)前回黄色が暗く仕上がったなら、今回は全体的に黄色は明るめにしておく
6、完成後、印刷をかけてチェックする(ディスプレイのみで確認しない!)


 

・文字の大きさは最適か
・写真の色はどうか
・QRコード等はきちんと読み込めるか(携帯にて実際に確認)

 

チェックしましょう!

 

7、入稿後も気を抜かない


 

入稿後、印刷会社より「注文承りました」「ご入稿データの件」「発送日の件」など
のお知らせメールが届きます。
これらを必ずチェックし、データ不備や再入稿依頼がきていれば早急に対応しましょう。
対応が遅くなると、納品日がどんどんずれ込んでしまいます。

 

ちなみに、入稿データは印刷会社によって
・データフォルダの名前を注文番号にする
・データの名前はすべて英数字にする
・完成イメージがわかるjpgを同梱する
などの決まりがあります。

各印刷会社の入稿ガイドラインに沿って最終チェックをしてから入稿してくださいね~