WEB制作
2014/11/27 Thursday
リスティング広告について考えてみた 1
こんにちは!米倉です。
今回はリスティング広告のキーワードの決め方について書こうと思います。
Yahoo!にもキーワードアドバイスツールというものがありますが、今回はGoogleのキーワードプランナーの方を説明します。
キーワードの候補、組み合わせは頭で考えてしまいがちですが、個人のボキャブラリーでは限界がありますし、ツールを使ってみると思わぬ組み合わせが出てきます。
また、そのキーワードの適正価格がいくら位か、どのくらいの検索ボリュームがあるのかなどを知るためにも、ツールの使用は必須と言えます。
Google AdWordsにログインし、上部の運用ツールメニューからキーワードプランナーを選択します。
「宣伝する商品やサービス」の部分にキーワード候補を入れます。複数入れたい場合は語句の間を「,」で区切ります。
今回は「家具,通販」でテストします。
リンク先ページやカテゴリを入れることにより、より絞った広告候補が出せますが今回は省きます。
すると下記のような画面になると思いますので、キーワード候補をクリック。
この画面で関連性の高いキーワード候補を見ることができ、月間検索ボリューム、競合の多さ、およその入札単価などがわかります。
画像を見ると「家具,通販」では総じて競合が多いことがわかります。
また、同じキーワードでも、「家具 通販」と「通販 家具」の順番違いでは大きく検索ボリュームに差が出ています。
これは言葉の主従関係によるものですが、キーワードを購入する場合は両方の順序で管理するほうが、より細かく管理することができます。
また、画像のグラフアイコンにマウスを乗せると、月間検索ボリュームが、年単位で見ることができます。
画像のデータでは3月の検索ボリュームが多くなっているのがわかると思います。
おそらく、新生活前に家具を揃えようとしているユーザーが多いということでしょう。
このように、キーワードツールだけのデータでも様々な広告管理計画を立てることができます。
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いかがでしたでしょうか。
キーワードの選定はリスティング広告で一番最初にすることですが、広告の肝となる部分なのでかなり重要な作業になります。
もちろんデータだけに頼らず、ユーザーの考えを想像して自分でキーワードを探すことも大切です。
特に、効果の高いロングキーワードなどはデータ頼りでは見つからないことが多いです。
今回はキーワード選定の話でしたが、個人的にリスティング広告には早道や完成がないと思っているので、キーワード選定に関してもPDCAサイクルを続ける必要があると思います。