WEB制作
2014/12/04 Thursday
リスティング広告について考えてみた 2
こんにちは!米倉です。
前回キーワードの決め方について書いたので、今回は広告文について少し書こうかと思います。
キーワードの検索順位も大切ですが、同じキーワードで登録されてされているライバル広告よりクリックされるためには広告文の出来も大きく影響します。
では、具体的にどういう手順で広告文を作っていくのか説明します。
優れた広告文とそうでない広告分は、クリック率(CTR)で判断することができます。
Yahoo!、Google共に広告には「品質」というものがあり、これは色んな要素で決定されるのですが、その要素の中でもCTRの影響は大きく、CTRが高いものは高品質評価になりやすいです。
そして、品質が高いと低い入札価格でも上位に表示されるという大きなメリットを受けることができます。
ではCTRの高い広告文はどうやって作っていくのかですが、基本は下記の3つになります。
キーワードを入れ込む
購入したキーワードは極力、タイトル・説明文に入れる必要があります。
検索ユーザーは自分の検索キーワードと一致する物に目が行く傾向にあり、尚且つサーチエンジンはユーザーの検索ワードを太字で表示するため、目立ちやすくなります。
シンプルな説明文
検索ユーザーは早ければ数秒でページを移動します。その為、目に入った瞬間に内容が理解できるようなシンプルな文が理想です。文字数制限まで広告文を記入しがちですが、逆に分かりづらくなってしまうと逆効果です。
ターゲットの絞り込み
例えば商品が女性専用だった場合、男性からのクリックはほぼ無駄になってしまいます。そうならないためにも、広告文に「女性専用」の要素を入れる必要があります。性別以外にも地域や年齢層など、狙いのターゲットのクリックを獲得しつつ無駄なクリックは避けていく必要があります。
Yahoo!、Google共に広告テストができるようになっています。
これは、キーワードに対して複数の広告文を登録することができ、順番に表示されるというものです。
要はABテストですね。
期間を決めてデータを見れば、CTRの高さ、コンバージョン率などから、どちらが優れた広告かの判断ができます。
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いかがでしたでしょうか。
前回のキーワード選定も重要ですが、広告文の作成もかなり重要な作業です。
広告文は最初、設定者のセンスにより効果が左右されがちですが、上記で説明した点を繰り返しブラッシュアップしていけば、最終的には誰でも一定の効果を上げることができます。
逆に素晴らしい広告文を作れても、管理を疎かにするとライバルに抜かれていってしまいます。
前回も同じ話で締めましたが、やはりここでもPDCAサイクルが重要になってくると思います。