WEB制作
2014/12/11 Thursday
リスティング広告について考えてみた 3
こんにちは!米倉です。
前回、前々回にキーワード、広告文の説明をしてきましたが、今回はアカウントの構成について説明します。
本来、順番としてはこの話からしたほうが良かったんじゃないかって感じですが、いきなり構成について説明されてもわかりにくいかなと思って後に回しました(笑)
アカウントの構成によって、広告の効果や管理のしやすさなどが大きく左右されるので、これもまた重要な作業になります。広告の骨組みのようなものですね。
リスティング広告はGoogle、Yahoo!共に、「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「キーワード」から成り立っています。
イメージとしては下記のような感じになります。
キャンペーン
一番設定の多い項目で、予算や露出の時間帯、配信地域、対象外キーワードの設定など、大きなルール設定はキャンペーンで行います。
広告グループ
キャンペーンと主従関係にあるグループで、キャンペーンの下層カテゴリと考えたらわかりやすいかもしれません。キャンペーンで全体のルールを決め、広告グループでそれぞれの広告内容に合わせた細かなルール決めを行います。対象外キーワード、グループでの入札など。
広告
前回を参考に。
キーワード
前々回を参考に。
ここではキャンペーンの分け方を簡単に説明します。
と言っても設定のルールは色々あり、どれが正解というのもないので、ここではあくまで私の分け方を説明します。
・社名のキャンペーン
社名での検索は、そもそもその会社を探して検索しているので、クリック率、コンバージョン率も高い傾向にあります。独立したキャンペーンで管理するのがいいでしょう。
・検索数でのキャンペーン分け
検索数の多いものと少ないものを一緒のキャンペーンにしてしまうと、検索数の多いキーワードばかりクリックされ、少ないキーワードの方は表示されないうちにキャンペーンの一日の予算に達してしまうなども起こりかねません。
・サービス・商品名によるキャンペーン
多くの商品・サービスを展開している場合それぞれでの効果測定が必要になってきます。
その場合、商品ごとに大きいカテゴリを決め、小さいカテゴリを広告グループで分けるのが好ましいです。
次に広告グループの分け方ですが、簡単には、
・商品(サービス)ページごとの広告グループ
簡単に言えば商品ページごとに分けると言うことです。
商品やサービスに合わせて広告文が変わるので、それぞれを広告文で管理する形です。
・流入ユーザーの種類分け
例えば「焼き鳥」キーワードに「東京」を付けるのと付けないのでは、そのキーワードからの流入ユーザー属性が大きく変わります。単体では作り方や通販を含む可能性がありますが、地名が入ることで店を探しているという要素が一気に強くなります。
そうなると、その要素を除外するのか狙うのか変わってきますので、グループも分ける必要があるでしょう。
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いかがでしたでしょうか。
今回のアカウント構成についてはニュアンス的に説明がわかりにくかったかもしれないですね、、
また、前回までのリスティング広告の説明にも言えることですが、細かい設定の部分などはかなり割愛しています。
今後はそういったミクロな部分の説明ができればと思います。
では。